国語が得意な生徒と、苦手な生徒。
その違いって、文法がちゃんと分かるかどうかなのかなぁ・・と漠然と思っていました。
文法って「法」が付くだけあって、すごく規則性があって、ちょっと算数の公式っぽい?なんて思うのは私だけ?
自称リケジョ?の私自身も比較的文法は好きでした
ところがどっこい、これを子どもに教えるとなるとなかなか難しい。
小学校2年生になると「主語」と「述語」が出てきます
家でお子さんの宿題をみているお母さん、お子さんが主語がわからない、全然違うものを主語だと答える・・そんな場合どうしたらよいでしょう?
例えば、
①いぬは、りこうな どうぶつだ。
②おとうとが、本やで マンガを かった。
この場合、どれが主語でどれが述語ですか?
教室仲間のベテラン先生に聞いたところ、
「あのね、述語に線を引かせるのがコツなんだよ~」
とこっそり教えてくれました
小学校2年生では、①はまだしも、②の問題になると主語に線を引くのは難しい!
でも、述語なら線を簡単に引けちゃうのです
なぜなら、「。」のすぐ上が述語のことがほとんどだから。
確かに!!!
①いぬは、りこうな どうぶつだ。
①では、「どうぶつだ。」が述語。
主語の見つけ方は、
どうぶつは、なに? ⇒ いぬ ⇒ じゃあ主語は「いぬは」だねー!という流れ
②おとうとが、本やで マンガを かった。
②では、「かった。」が述語。
主語の見つけ方は、
かったのは、なに? ⇒ マンガ ⇒ じゃあ主語は「マンガを」⇒ ブー(不正解)
かったのは、だれ? ⇒ おとうと ⇒ じゃあ主語は「おとうとが」だねー!(正解)
ここで、またややこしくなるわけなんですが、
主語のあとには 「は」「が」がつくことが多いよ~と伝えます。
※「は」「が」以外の助詞が主語に付く場合も実際には多数ありますので、主語の後には必ず「は」「が」が付くよと言ってしまうと間違いになります。
「おとうと」には「が」という助詞が付いているので、主語の確率が高くなるわけです
ちょっとややこしい?ですか?
でも、述語を見つけてから主語を探すという方法は理にかなっているように思います
宿題で「主語をみつけよう」という問題が出たら、ぜひ述語に線を引かせてみてくださいね
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